広い店舗でBGMを流す方法|Bluetoothスピーカーを複数台つなぐには?

店舗が広くなると、Bluetoothスピーカー1台だけでは音が届きにくいことがあります。

入口ではちょうどいい音量なのに、奥の席では聞こえない。
逆に奥まで聞こえるように音量を上げると、スピーカーの近くではうるさい。

そんなときは、対応したBluetoothスピーカーを複数台つないで、店内の複数箇所から同じBGMを流す方法があります。

JBLやSony、Soundcoreなど、一部のBluetoothスピーカーには複数台をワイヤレスで同期再生できる機能があります。

この記事では、広い店舗でBluetoothスピーカーを複数台使ってBGMを流す方法と、導入時の注意点を紹介します。

目次

広い店舗ではスピーカーを複数台に分ける方法がある

広い店舗で1台のスピーカーだけを大音量で鳴らすと、場所によって音量差が大きくなります。

そこで、

  • 入口付近
  • 客席
  • 店舗奥
  • 待合スペース

などにスピーカーを分けて設置すると、店内全体にBGMを届けやすくなります。

ただし、普通のBluetoothスピーカーを何台購入しても、自動的に同じ音楽を同時再生できるわけではありません。

複数台接続に対応した製品を選ぶ必要があります。

JBLは対応スピーカーを100台以上接続できる

JBLには「PartyBoost」という複数台接続機能があります。

JBL公式によると、PartyBoost対応機種は100台以上を接続して、同じ音楽を一斉に再生できます。

2台を使ったステレオ再生にも対応しています。

参考:
JBL PartyBoostの特徴

JBL公式では、PartyBoost対応機種を100台以上接続して一斉再生できると案内しています。

店舗で100台使うケースはほとんどないと思いますが、2〜4台程度を店内に分散して設置する使い方なら現実的です。

Sonyも最大100台まで接続できる

Sonyにも「Party Connect」という機能があります。

Sony公式では、Party Connect対応スピーカーを最大100台まで組み合わせて同時に音楽を再生できると案内しています。

ただし、Sony製品なら何でもつながるわけではありません。

Party Connectに対応した機種同士で利用する必要があります。

また、SonyにはParty Connect以外にも別の複数台接続方式があり、それぞれ互換性がない場合があります。購入前に対応機能を確認しておきましょう。

Soundcoreも100台以上の同期再生に対応

Ankerのオーディオブランド「Soundcore」にも、「PartyCast」という複数台接続機能があります。

PartyCast対応スピーカーは100台以上をワイヤレス接続して、音楽を同期再生できます。

SoundcoreもすべてのスピーカーがPartyCast対応ではありません。

購入する際は、製品ページでPartyCast対応の記載を確認してください。

メーカーが違うスピーカー同士は基本的につながらない

注意したいのが、複数台接続は基本的に各メーカー独自の機能だという点です。

例えば、

  • JBL PartyBoost
  • Sony Party Connect
  • Soundcore PartyCast

はそれぞれ別の仕組みです。

そのため、

「JBLを1台、Sonyを1台、Soundcoreを1台」

という組み合わせで、各社の複数台接続機能を使って同期再生することは基本的にできません。

広い店舗で複数台運用を考えている場合は、最初から同じ接続方式に対応したスピーカーでそろえるのがおすすめです。

「100台つながる」=広い店舗なら必ず安定する、ではない

100台接続に対応している製品でも、実際の店舗でどこまで安定するかは環境によって変わります。

Bluetoothなどの無線通信は、

  • 壁
  • 柱
  • 厨房設備
  • 他のBluetooth機器
  • Wi-Fi
  • スピーカー同士の距離

などの影響を受けます。

そのため、メーカーが「100台対応」としていても、100台を店舗の端から端まで自由に設置できるという意味ではありません。

まず2台程度から試して、実際の店舗内で接続が安定するか確認するのがおすすめです。

小規模〜中規模店舗ならBluetooth複数台運用も選択肢

Bluetoothスピーカーを複数台使う方法は、特に次のような店舗と相性があります。

  • 美容室
  • サロン
  • カフェ
  • 小規模な飲食店
  • クリニック
  • 小売店

大掛かりな音響工事をせず、スピーカーを置くだけでBGM環境を作れるのがメリットです。

賃貸店舗などで、天井スピーカーの工事をしたくない場合にも使いやすい方法です。

一方、非常に広い店舗や壁の多い店舗、絶対に音切れさせたくない環境では、アンプと有線スピーカーを使った設備のほうが適している場合があります。

iPhoneやiPadから店舗BGMを流せる

複数台接続したBluetoothスピーカーでも、基本となる再生端末はiPhoneやiPadです。

例えば、

iPhone・iPad
↓
1台目のBluetoothスピーカー
↓
対応する複数台接続機能
↓
店内の複数スピーカー

という形です。

使っていないiPhoneを店舗BGM専用端末として利用することもできます。

→ 余ったiPhoneを店舗BGM専用端末にする方法

また、iPadをPOSレジとして使っている店舗では、同じiPadでレジと店舗BGMを併用する方法もあります。

→ iPadレジで店舗BGMを流す方法|POSレジと音楽は1台で使える?

Store SoundならBluetoothスピーカーでも店舗BGMを流せる

Store Soundは、飲食店、美容室、サロン、クリニック、小売店などで利用できる店舗向けBGMアプリです。

iPhoneやiPadからBluetoothスピーカーへ接続して、そのまま店舗BGMを再生できます。

複数台接続に対応したBluetoothスピーカーを使えば、広い店舗でも複数箇所から同じBGMを流す構成を作れます。

Store Soundは月額500円から利用でき、無料で試すこともできます。

「店舗が広いから専用の音響設備が必要」と考える前に、まずはBluetoothスピーカーを複数台配置する方法も検討してみてください。

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