店舗の雰囲気は「香り」と「音」で変わる。小さなお店の空間づくり

お店の雰囲気づくりというと、内装や家具、照明を思い浮かべる方が多いかもしれません。

もちろん、目に見えるデザインはとても大切です。

ただ、実際にお店で過ごしているときの印象は、視覚だけで決まるものではありません。

店内に流れている音楽。
受付や席の近くで感じる香り。

こうした「目には見えない要素」も、お店で過ごす時間をつくっています。

今回は、店舗BGMを提供しているStoreSoundの視点から、音と香りを使った店舗の空間づくりについて考えてみます。

目次

店舗の印象は、内装だけで決まらない

新しくお店をつくるとき、多くの方がまず考えるのは内装です。

壁の色、家具、照明、看板、観葉植物。

これらはお店の世界観を伝えるうえで重要です。

一方で、お客様が店内で実際に過ごす時間には、もう少し違った要素も関わっています。

たとえば美容室なら、受付で待っている時間や施術を受けている時間。

サロンなら、施術前後に少し落ち着く時間。

小さなショップなら、商品を眺めたり会計を待ったりする時間があります。

そうした時間の背景にあるのが、音や香りです。

強く主張するものではありませんが、お店での過ごし方をさりげなく支えてくれます。

音楽は「空間全体」の雰囲気をつくりやすい

店舗BGMの特徴は、比較的広い範囲に同じ雰囲気をつくりやすいことです。

たとえば、

落ち着いたピアノ
ゆったりしたジャズ
アコースティック
ローファイ

など、流す音楽によって店内の印象は変わります。

美容室やサロンで会話の邪魔をしない音楽を選んだり、飲食店で少し活気のあるBGMを選んだりするなど、業態や時間帯に合わせて選ぶこともできます。

StoreSoundも、こうした店舗で使うためのBGMアプリとして作っています。

ただし、空間づくりに使えるのは音楽だけではありません。

もうひとつ面白いのが「香り」です。

店舗の雰囲気は「香り」と「音」で変わる。小さなお店の空間づくり

香りは「場所」をつくる

音楽が店内全体に広がりやすいのに対して、香りはもう少し局所的に使うこともできます。

たとえば、

受付
レジ横
待合スペース
施術席の近く
小さな個室

などです。

お店全体を強く香らせるのではなく、お客様が過ごす場所の近くで、ほのかに香りを楽しんでもらうという考え方です。

こうした使い方と相性がよさそうだと感じたのが、「Fractal Aroma Square」というアロマストーンでした。

数学から生まれたアロマストーン「Fractal Aroma Square」

Fractal Aroma Squareは、数学の図形「シェルピンスキー・カーペット」をもとに作られた陶器のアロマストーンです。愛知県瀬戸市の窯元と製作されており、白い陶器と黒い天然スレートの台座を組み合わせたデザインになっています。

中央の凹みに精油を2〜3滴垂らすと、陶器に精油が染み込み、手元でほのかに香ります。

火や電源、水を使わないのも特徴です。

面白いのは、単なる「香りの道具」ではなく、置いて楽しめるオブジェとして作られていること。

小さな正方形が繰り返し現れるフラクタル構造が陶器の凹凸として表現されていて、精油を使っていないときでも造形を楽しめます。

公式サイトでも、部屋全体を香らせるものではなく、手元でほのかに香りを楽しむ道具として紹介されています。

そのため、大きな店舗全体に香りを広げるというより、

受付やカウンター、小さな個室などに置く

といった使い方が合いそうです。

「音は広く、香りは近く」で考えてみる

店舗の空間づくりを考えるとき、

音楽は空間全体へ。
香りはお客様の近くへ。

と考えてみると面白いかもしれません。

たとえば美容室なら、

店内全体には落ち着いたBGMを流す。

受付や待合スペースには、小さなアロマストーンを置く。

それだけでも、「見る」以外の感覚を使った空間づくりになります。

もちろん、香りには好みがあります。

強い香りが苦手な方もいるため、店舗で使う場合は香りを強くしすぎないことも大切です。

Fractal Aroma Squareのように、手元でほのかに楽しむタイプであれば、こうした考え方とも比較的合わせやすそうです。

お店の「居心地」をつくるもの

お店づくりでは、どうしても内装や設備など、目に見えるものに意識が向きます。

でも、お客様が「なんとなく居心地がいい」と感じる空間には、

照明
音楽
香り
温度
会話
接客

など、たくさんの要素があります。

すべてを大きく変える必要はありません。

BGMを少し変える。
受付に小さな香りのアイテムを置いてみる。

そうした小さな工夫から、お店の雰囲気を整えてみるのもひとつの方法です。

今回紹介した「Fractal Aroma Square」は、数学や図形を入り口に香りを楽しめる少し変わったアロマストーンです。

アロマにこれまで馴染みがなかった方でも、デザインや数理の面白さから取り入れやすい商品だと思います。

Fractal Aroma Squareについて詳しく知りたい方は、公式サイトをご覧ください。

Fractal Aroma Art
「Fractal Aroma Square|香るフラクタル」

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