YouTubeを店舗で流しても大丈夫?
結論から言うと、店舗での利用はおすすめできません。
「YouTube Premiumに加入しているから大丈夫」
「店内モニターでMVを流している」
「作業用BGMをお店で流している」
実は、こうした利用方法には注意が必要です。
YouTubeは非常に便利なサービスですが、基本的には個人利用を前提として提供されています。
この記事では、YouTubeやYouTube Premiumを店舗で利用できるのか、利用規約や著作権の観点からわかりやすく解説します。
こんな利用方法をしていませんか?
店舗では以下のような使い方を見かけます。
カフェでジャズBGM動画を流す
美容室でMVを流す
飲食店で作業用BGMチャンネルを流す
待合室でリラックス音楽を流す
店内モニターでライブ映像を流す
しかし、これらもYouTubeを不特定多数のお客様に向けて利用している状態と考えられるため注意が必要です。
YouTube Premiumなら大丈夫?
これもよくある誤解です。
YouTube Premiumは、
- 広告を非表示にする
- オフライン再生を可能にする
- バックグラウンド再生を可能にする
ためのサービスです。
つまり、
「広告なしプラン」
であって、
「店舗利用ライセンス」
ではありません。
そのため、
YouTube Premiumに加入しているから店舗利用が認められるというわけではありません。
YouTube公式規約では店舗利用について何と書かれている?
実はYouTubeの利用規約には、店舗利用を考えるうえで重要な記載があります。
YouTubeでは、
お客様は個人的で、非営利目的の用途でコンテンツを視聴できます
と定められています。
さらに利用制限として、
不特定または多数の人のために、本サービスの動画を上映したり、音楽をストリーミングしたりすることはできません
と明記されています。
飲食店や美容室などで店内BGMとして再生する行為は、不特定多数のお客様に向けた利用と考えられるため注意が必要です。
USENも店舗利用はNGと解説
実際にUSENも、
YouTubeにアップされている音楽を店舗のBGMとして使用することは禁止されている
と解説しています。
また、
Spotify
Apple Music
Amazon Music
YouTube Music
などの個人向け音楽サービスについても、店舗利用できないサービスとして紹介しています。
YouTube Musicも店舗利用できる?
YouTube Musicについても基本的な考え方は同じです。
YouTube Music Premiumは個人向けサービスとして提供されています。
そのため、
- YouTube Premium
- YouTube Music Premium
どちらであっても、店舗BGMを目的としたサービスではありません。
店内モニターでMVを流すのは?
YouTubeの場合、音楽だけではなく映像も表示されます。
例えば、
- アーティストのMV
- ライブ映像
- 音楽番組
などを店内モニターで流している店舗もあります。
しかし映像作品には音楽以外の権利も関係するため、
「音楽だけだから大丈夫」
とは言えません。
むしろ権利関係はさらに複雑になります。
JASRACに申請すればYouTubeを流せる?
結論から言うと、それだけでは解決しません。
なぜなら、
著作権
と
サービス利用規約
は別の問題だからです。
仮に著作権使用料の支払いを行ったとしても、YouTubeの利用規約上の問題が残る可能性があります。
そのため、
「JASRACに払ったからYouTubeを店舗で流せる」
とは言い切れません。
実際に店舗で音楽を流すなら?
安心して店舗BGMを流したい場合は、店舗利用を前提としたサービスを利用する方法があります。
例えば、
- Store Sound
- USEN
- OTORAKU
- モンスター・チャンネル
などです。
これらは店舗利用を前提として提供されているため、個人向け音楽サービスより安心して利用できます。
よくある質問
YouTube Premiumなら店舗で使えますか?
YouTube Premiumは広告を非表示にするためのサービスです。店舗利用を許可するライセンスではありません。
YouTube Musicなら店舗で使えますか?
YouTube Musicも個人向けサービスとして提供されています。店舗利用を前提としたサービスではありません。
店舗でBGMを流すにはどうすればいいですか?
店舗向けBGMサービスを利用する方法があります。著作権や利用条件を確認したうえで導入しましょう。
まとめ
YouTubeやYouTube Premiumは便利なサービスですが、店舗向けBGMサービスとして提供されているわけではありません。
実際にYouTubeの利用規約でも、コンテンツの視聴は個人的・非営利目的を前提としており、不特定多数に向けた動画上映や音楽ストリーミングについて制限が設けられています。
店舗で安心して音楽を流したい場合は、店舗利用を前提としたBGMサービスを利用することをおすすめします。
